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Archive: 12月 21st, 2014

カラフル野菜で脳力UP


「あれあれ、あの人名前なんだっけ?」、「う~ん、暗証番号が思い出せない」

こんなことが度々おきると自分の記憶力を心配してしまいますよね?
でも高齢になっても脳は成長するようなのでご安心を!!

 

脳機能アップの食事とは

DHAが多い青魚


サバ、イワシ、マグロなど青魚に含まれるDHAは、コレステロール値を下げたり、血液をサラサラにしたり、老化防止、視力回復、がん予防に働いたりと、めざましい力を発揮します。DHAは、脳細胞に多く存在し、なかでも海馬に多く、神経伝達物質の生産や、情報伝達物質のネットワークを活発にするようです。

 

回転のいい脳を作るためには、「週2回以上、カツオ節」を食べるのが望ましいとか!?

「青魚のなかでもDHAを豊富に含むカツオですが、カツオの刺身よりも、同量のカツオ節に含まれるDHAは1.8倍多い。サラダ、おひたし、冷奴・・・どんどんカツオ節をかけて、DHAを補給!!!

 

カラフル野菜

そして脳の老化の原因、活性酸素を退治するには、食を通じて、たくさんの抗酸化物質を体内に取り入れることが重要。

トマトやアスパラ、パプリカ、ブルーベリーといったカラフルな野菜や果物。これらに含まれるビタミンCやE、色素成分のカロテノイドには、活性酸素を除去する効果があります。とくにトマトとブルーベリーは抗酸化物質が豊富。最近忘れっぽいんだよなぁと思われた方は、色つき野菜、果物で、脳細胞のサビつきを防いで、ボケ防止しましょう。

 

ぶどうポリフェノール

抗酸化効果が高い食品と言えば、赤ワインですが、動物性脂肪を多く摂る欧米人は、高コレステロールが原因で心筋梗塞による死亡率が高い。しかし、なぜか美食なフランス人は、その脂肪率が欧米の他の国々より際立って低く、フレンチパラドックスと言われています。

「これは、赤ワインに含まれるポリフェノールが高い抗酸化効果を持ち、コレステロールの酸化を抑え、動脈硬化を防いでいるのだと言われています。赤ワインは脳にもすごくいい。ポリフェノールの一種であるレスベラトロールという成分が、海馬を活性化するのです。マウスによる実験では、海馬の神経細胞が倍増、情報伝達のスピードも飛躍的に上がりました。城ワインでは、この効果は得られないそうです」

 

でも、赤ワインは毎日飲めないし、お酒の弱い方には赤ワインと同等のポリフェノールが含まれる山葡萄ジュースがお勧めですね^^
手摘み 山葡萄 100%原液

 

 

睡眠も重要な課題だとか!?

脳疾患を専門とする銀座内科・神経内科クリニックの霜田里絵先生。『40代から上り調子になる人の77の習慣』で、脳を活発化させ若返らせる方法を提唱されていますが、「クリニックの外来には、記憶力や集中力の低下を訴えて来院する患者さんが増えています。そうした患者さんにまず聞くのが、睡眠時間の長さ。3~4割の方は、睡眠時間が明らかに短いのです。睡眠は心身を休めるだけでなく、脳はこの時間に、昼間インプットされた情報を整理整頓し、記憶として定着させる仕事を行っています。睡眠不足だと、脳は記憶作業ができなくなる。最低6時間、あるいは7時間半ぐらいが理想的な睡眠時間といえます」と説明されています。

書店で脳からドーパミンが溢れる
記憶力の維持には、“思い出そうメモ”が効果的。「もうちょっとで思い出せそうで、思い出せない、ことってよくありますね。これは、脳の前頭葉が『自分はそれを知っている』と呼びかけている状態。だから無視しないで、そのつどメモし、後で自分で調べることが大事だとか。思い出してスッキリすることで、脳は活性化し、しばらく休んでいた細胞が目覚め、記憶ラインが強化されるようです。

人間は記憶してからおよそ4時間後には、早くも憶えたことの半分を忘れてしまい、そして翌日には、もう4分の3が忘却の彼方にいってしまうそう。しかし、繰り返し思い出すことで、その忘却率が低くなることが判明しています。海馬に留まる短期記憶は1か月以内。だから覚えておきたいことは、1か月以内にときどき思い出し、復習することが効果的。

 

これまで脳に積極的に働きかける方法を紹介してきましたが、逆に、脳をリラックスさせ、休ませることも、“脳力”を大幅にアップさせる。やり方は簡単、ボ~ッとするだけ。PCや携帯電話などには触れずに、ボーッと空を見たり、壁を眺めたりしながら、ただ小一時間過ごす。そうすることで、不安感や苦手意識などから解放され、仕事に向かう意欲や集中力が高まるとか。

 

香りも脳に科学的に作用する力を持つ

嗅覚は五感の中で唯一、大脳辺縁系に直接的に働きかける感覚。大脳辺縁系は、情動、意欲、自律神経、記憶などと深く結びついている部分。好みの精油の中から、その日の気分に合ったものを、ティッシュに2~3滴落として、それをそっと、胸ポケットに忍ばせます。集中力を高めたい時や、気分を上げたい時、疲れを和らげたい時に、それを嗅ぐだけ。お手軽で、誰にでもできるのでお勧めだとか。

 

では、いったいどんな場所が最も脳を活発化させるのでしょう?
それは本屋。たくさんの情報や視覚的刺激があり、表紙や背表紙を見ているだけでも、脳には多くの刺激が入ってくる。できれば週に1回は、目的を持たずに、書店の中を回って、目にしたものを適当にパラパラとめくってみれば、脳からはドーパミンが湧きだし知識欲がどんどん高まるそう。

もちろん、雑誌や本を開くことも同様の効果があり。テレビやインターネットと違い、自分に合った速度と量で、情報が吸収できる。雑誌を読んで、面白いと思ったことをいくつかピックアップし、『こんな面白いニュースがあったよ』と、人に話す。情報をいったん消化して、アウトプットするのは、脳がフル稼働するので、“脳力”アップにはもってこいということ^^。

皆様も運動・食事・睡眠・香り・本屋^^、、、様々な活動で、どんどんどんどん脳を若返らせましょう!!!

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