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Archive: 9月 24th, 2011

50年前の東京には6,000ベクレルのセシウムが降った


皆様は、先日の台風15号の被害はございませんでしたか?
弊社では、本州を横断したため本社のある東京では街路樹が倒木するほどの強風で電車に看板が激突するなどで運転休止し夜まで会社で待機する社員や、工場が所在する岩手県二戸では、土砂崩れで道が塞がり社員が欠勤、パートさんの家が床上浸水など、各地で被害がありました(涙)、、が怪我は無く皆、元気100%で営業できています^^
台風15号の被害状況で、3.11の震災を思い出し福島原発は大丈夫かな?、と少し頭によぎりましたが・・・・原発や放射能の沢山の情報が入り混じる昨今、本当の情報を収集したいですね。健康被害を受けるのはもちろん絶対×ですが、風評被害で生産農家に負担をかけるのも×、心配し過ぎて心的ストレスを受けるのも×。収集した情報を本当か嘘か見極めましょう。

以前、ブログで紹介したように「50年前、日本は「放射能まみれ」だった・・・」過去を振り返っても人類は放射能を沢山振りまいてきています。

東京工業大学 原子炉工学研究所准教授 松本義久

先日、ある中学校の関係者が専門家に対し、「給食のビーフシチューにセシウム137に汚染された可能性がある牛肉を入れてしまったが大丈夫でしょうか?」という問合せをしていました。

生徒一人当たりが摂取した牛肉は40g程度でしたので、気にかける必要のない量でした。マスコミなどで盛んにセシウムに汚染された食品のことを報じていたので心配になったようです。

ICRPは07年、広島、長崎の被爆者の調査をもとに、100ミリシーベルトの被爆をすると発ガン率が0.55%上昇するという基準を示しました。

福島県産の牛肉からは1キロあたり4,350ベクレル、福島の女性の母乳からは1リットルあたり最大で13ベクレルのセシウムが検出されましたが、1ミリシーベルトの被爆量に達するにしても、牛肉24キロ、母乳の場合は3,660リットルを摂取しなければならない。

これほど大量に短期間で牛肉を食べたり、乳児が母乳を飲む事はあり得ないので、健康への被害は全くない。

さらに、UNSCEARの資料には、“放射性物質の降下量の多かった冷戦時代の50~60年代、東京には約6,000ベクレル/平方mのセシウム137が降下した”と記されている。

一方、原発事故後に、東京に降ったセシウム137は約6,500ベクレル/平方mでした。

つまり、核実験が頻繁に行われていた10年間と同程度の数値です。これを多いと見るか少ないと見るかは議論の分かれるところですが、冷戦時代、国民に健康被害は生じなかったわけです。実際、内部被爆に換算すると、0.1ミリシーベルトでしかありません。発ガン率が上昇するとされる100ミリシーベルトよりもはるかに小さい数字なので、実質的に影響はないでしょう。

米国で1,925年、約4万人のダイヤルペインターに対する被爆調査を行ったことがありました。ダイヤルペインターとは、時計の文字盤に蛍光塗料を塗る職人。筆先を細くするため、絵筆を舐めながら塗布していました。ところが、蛍光塗料には放射性物質のラジウムが含まれていたのです。しかも、ラジウムはα線を放出し、セシウムが放出するβ線やγ線よりも生物学的に20倍以上の影響を及ぼすと言われている。口からラジウムを取り込み、内部被爆していたわけです。当時、下アゴ部分に骨肉腫を発症するダイヤルペインターは少なくなかった。

ただし、長期間に少しずつ被爆したため被爆線量が数千ミリシーベルトでも発症しなかったというデータが報告されているのです。そもそも、100ミリシーベルトという数値自体が相当慎重に見積もられた数字です。

なおかつ、セシウムと同じような性質を持つトリチウムをマウスに与えた実験では、1日に0.9ミリシーベルト、年換算で328.5ミリシーベルトまでであれば寿命の短縮はまったく見られなかった。

人間をマウスと単純に比較はできませんが、100ミリシーベルトを被爆したからといって、ただちに危険だというわけではありません。

もちろん、放射線は浴びないに越したことはありませんが、無闇に避けようとすれば、逆にストレスで体調を崩したり、不利益を被る可能性も出てくる。バランスを取ることが大事です。

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