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流行のダイエット法、中高年には問題も・・・


中高年のお腹がポッコリ、わき腹が浮輪・・・・・「どうにかしたいっ」これ、永遠のテーマではないでしょうか!?

でも中高年の方は、若い方と同じようにダイエットを行っても思ったほどの結果は得られず。むしろ、安易なダイエットは不健康だったり、リバウンドで逆に太ってしまったり要注意と、自身も10kg以上のダイエットに成功された腹ペコトレの川村昌嗣先生は、流行ダイエット法の問題点も指摘されていました。

 

 

食事系ダイエット法

【1日1~2食ダイエット】
食事で摂る総カロリーを考えずに1食(朝食など)を抜くと、昼食や夕食にしわ寄せがきて、1食当たりのカロリーが多くなりがち。
食事を減らしたストレスでリバウンドが起きる可能性もアリ。

つまり、、せっかく1食抜かしたのに、

1日当たりの摂取カロリーは、
1,800kcal(3食) → 2000kcal(2食)

と、多くなってしまった!!なんてことも起こりえます。

行き過ぎたカロリー制限は、過食になったり、栄養失調になったり。
栄養のバランスを考えた食事が大切ですね。

 

【低炭水化物ダイエット】
低炭水化物(糖質)の食事療法は、糖尿病の療法からきていますが、甘党の方には我慢がストレスになって、反動で過食になる可能性もあり。また、糖質の代わりに、脂肪やたんぱく質でカロリーを補うため、脂質異常症や肝機能障害の方にはNGなようです。

 

【朝バナナダイエット】
バナナは腹持ちよく、カリウムなど栄養バランスも優れているため、朝食にバナナを食べるダイエット法が一時ブームに。朝食の代わりにバナナ1~2本程度が適量ですが、朝食+バナナだとカロリーオーバーになってしまうそう。
また、朝食が良いと聞けば、朝食をしっかり食べる。という方も多いようですが、夕食までしっかり食べるとカロリーオーバーに・・・。

朝食をしっかり摂るなら、夕食を減らす、など1日の摂取カロリーを考えてフレキシブルに対応することも心がけましょう。

 

 

運動系ダイエット法

【大股で歩く】
普段よりも歩幅を広くとると、足や腰への衝撃が強くなって、踵、足首、ひざ、足のつけ根、腰などを傷める可能性もあるので要注意

 

【腕を大きく振って歩く】
大きく振った腕は、振り子の原理で反動で腕が動くため、消費カロリーは見た目ほど多くないようです。逆に、腕を振らずにゆっくりと歩く方が、全身の筋肉に負荷がかかってダイエットに効果的◎

 

【矯正下着やバンド巻くダイエット】
もちろん、パッと一見すれば器具を巻いた部分は痩せて見えますが、その部分の贅肉や体液が、他の部分に移動しているだけ・・・(汗)。

器具を外せば、元通りになるだけ。圧迫による流血障害が出ることもあるらしいです。
そんな間違ったダイエット法が横行するなか、先日の川村昌嗣先生は、中高年のおなか太り解消には、ごく簡単な「腹ペコトレ」を奨められています。

 

 

腹ペコトレのやり方

1.お腹を凹ます
2.お腹を出す

 

これを繰り返すだけ^^
最初は腹筋の動きを意識するためお腹に手を添えるのが良いそう。お腹を凹ますときに軽く手を押し、お腹を出すときは手の力を緩める。

回数を稼ぐために素早くお腹を動かすのはNG。筋肉を使っていない証拠。
ゆっくりと腹筋に力を入れて凹まして、力を緩めてお腹を出すだけ。

 

通勤や買い物時、歩いているときにやれば効果UPも期待出来るとか、早速トライですね^^

参考:夢21 2012.09 わかさ出版

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