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Archive: 11月 13th, 2020

二戸で採れる希少な「うるし蜂蜜」


うるしの日

 

 

 

日本漆工芸協会が1985(昭和60)年に制定。

平安時代のこの日に、文徳天皇の第一皇子・惟喬親王が京都・嵐山の法輪寺に参籠し、その満願の日のこの日に漆の製法を菩薩から伝授したとされる伝説から。

この日は、以前から漆関係者の祭日で、 親方が職人に酒や菓子などを配り労をねぎらう日であった。

 

 

 

 

 

 

 

岩手県の北部、二戸市浄法寺町は「浄法寺塗り」と呼ばれる国産漆製品の産地。
ここでは国産漆の約8割が生産されています。

海外製品に押される中、日本ならではの漆の文化を絶やしてはならないと、ここでは漆掻き職人が漆の木を育て、守り続けています。そんな漆の木、樹液が漆塗りに使われるほか、かつては実がロウの原料とされたり、秋には紅葉し美しい景観を作りますが、実は6月下旬から7月上旬にかけて黄色い小さな花を咲かせ、上質のはちみつが採れることはあまり知られていません。

点在するウルシの花が咲く、ごくわずかな期間しか採れない希少な「うるし蜂蜜」。
珍しいことと、やさしく上品な甘みと、口当たりのよさ、まろやかな風味が大変人気です。漆の開花とミツバチの元気、いずれも気候や自然に左右されるものから生まれたものなので、本当に自然の恵みを実感できるものです。

塗りの朱をイメージしたキャップをかぶせてお届けいたします。

常温未開封にて直射日光を避けて常温で保存してください。


▼サイズ:大
内容量:350g
価格:2,100円(税込)

▼サイズ:小
内容量:140g
価格:860円(税込)

うるし蜂蜜のご注文はこちらから↓
http://www.supplement-direct.co.jp/item_detail/itemId,22/

二戸・浄法寺の漆

日本の漆は、岩手県、茨城県、新潟県などで生産されていますが、岩手県二戸市浄法寺地区は全国の漆生産量の8割以上を占める生産地です。限られた国産漆の産地のなかで、漆掻き職人が集団として活動し、まとまった量の漆を出荷できるのは、ここ浄法寺だけになっています

漆を採る作業は決して簡単なものではなく、6月中旬から10月中旬までのあいだ、デリケートな感覚で取り扱いながら漆を採取していきます。一本の漆の木から、150グラムから200グラム程度の漆しか採れず、採りきった後は伐採してしまいます。

漆を採取する直接幹に傷をつけて採取し、最初に一本の木に約10箇所、カマで皮をはいだ面にカンナで短く傷を入れます。これは二回目以降の傷つけの基準点を決めると同時に、木に刺激を与えて漆の分泌を促すためです。二回目以降は漆を採るための傷を順番につけていきますが、すぐに乳白色の漆がにじみ出て、これをヘラですくうという地道な作業を繰り返していきます。

このようにして9月の終わりまでに採れた漆を辺漆といい、さらに辺漆は採取時期や性質によって初辺(はつへん)、盛辺(さかりへん)、末辺(すえへん)、と区分されます。10月にはハシゴを使い木に登って漆を採る「裏目掻き」という作業が始まり、12月には伐採した木の枝から採る「枝掻き」という作業を行う職人もいます。
このような採取方法は日本特有のものです。

浄法寺漆は、漆芸家はもとより、日光東照宮をはじめとする日光二社一寺や、岩手の中尊寺金色堂、京都の鹿苑寺金閣などの国宝・重要文化財の修理・修復になくてはならないものとなっています。

「うるわし」「うるおし」が語源ともされる漆


漆という文字は中国で「うるし」を意味する文字をそのまま日本の「うるし」にあてているのですが、この「うるし」という言葉の起りについては、ある人は「うるわし」からきたといい、ある人は「うるおす」の転訛した言葉ともいい、結局、確実なことはわからないそうです。
しかし、この木が「うるし」と呼ばれていたかどうかもわからないような遠い石器時代から、その滲みだす特殊な液汁によって、日本人の生活と交渉があったことだけは確かです。

【うるし蜂蜜】 サイズ大・小あり

▼サイズ:大
内容量:350g
価格:2,100円(税込)

▼サイズ:小
内容量:140g
価格:860円(税込)

うるし蜂蜜のご注文はこちらから↓
http://www.supplement-direct.co.jp/item_detail/itemId,22/

 

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